病院へ

高値白血球、高値CRP（炎症反応）を探るため、多分最後であろう血液検査、尿検査をしてきました。
今回はいつも行っている病院ではなく、敷地内なのですが別のところへ。


３つの病院が同じ敷地内にあります。


銀杏の紅葉☆
秋ですね～
心が和みます＾＾


受付＆採血の建物内（人はあまり入れないようにしましたが、30,40人の人が待っていました）

通常、ホームドクターに書いてもらった処方箋を持って病院内の受付（CUP)に提出し、必要ならばここで支払いを済ませ、番号をもらい採血室の前で待つという形なのですが、ここではまず入り口を入ってすぐにある受付で番号をもらい、順番を待ってCUPで検査の受付。
さらに入り口の受付へ処方箋を持っていき、新たな番号をもらう。
処方箋は採血室の受付に渡してから、番号を呼ばれるまで待つという、とっても面倒くさいシステムでした。

でも最近は検査結果を病院まで取りにいかなくてもインターネットでダウンロードできるので、とても便利になりました。

Deruta2

Deruta旧市街にあるお店にて。

絵皿、坪が主でしたが、ネックレスなどもありました。
写真中央右上に坪がありますが、これはFaenzaのもの。（北イタリアボローニャの近くにある街で、ここも陶器で有名です）
Faenzaで2度コンサートをしたことがあるのですが、出演料の代わりに大きなお皿をくれました。２つ持っていますが、果物入れのような大深皿で同じ模様が描かれています。
すかさず、「これはFaenzaのものですね」と言ってしまいました。（知ったかぶり＾＾）
少しだけどFaenzaの陶器も置いているそうです。


もう美しさに目眩がして溜息ばかりです。


絵付け工房内



小高い山の頂上が旧市街でしたが、山を降りてもあちらこちらにお店があり、陶器製造工場や絵付け工房などがあります。
たまたま入った所に柄付け工房があり見学させてもらえました。
職人さんは4人で、音楽もまったくない静寂の中で、一筆一筆真剣に筆を運んでいて、息をするのも躊躇われるくらいなほどでした。



支えている左手が繊細な仕事を物語っています。
気の遠くなるような絵柄を一筆ずつ塗っていくのは相当神経を遣うのでしょうね。


陶器工場

レストランで教えてもらった所です。素焼きの植木鉢、壺が主なようですが、店内には絵柄付きの食器なども置いてありました。



彼は絵付きの植木鉢が欲しかったようですが、外に置くと割れてしまうそうなので、素焼きのものを２つ購入しました。実際に絵付きの植木鉢は割れてしまったんですよね。。


購入した植木鉢



一時的にシクラメンを入れてみました。なかなか雰囲気がありますね。右横にちょっと見えるのがずっと前に購入した絵付きの植木鉢ですが、２つのうち１つは割れてしまいました。



日本へのお土産に購入した砂糖入れと右は粉チーズ入れ。粉チーズ入れは小物入れでもいいと思います。とっても綺麗で好みなので渡したくなくっちゃいますね。

昨夜19時台、21時19分に地震がありました。
ローマでは19時の時震度１か２くらいでしたが、21時台のは震度３くらいだったと思います。
地震に慣れていない彼はビックリして”家を出たほうがいいのでは？」と言っていましたが、私は熊本大地震で慣れていますので、取り敢えず落ち着くように言ったところです。
中部イタリアに位置するMacerataが震源地のようです。
行ったばかりのPerugiaも結構揺れています。。
後で調べたらマグニチュード5だったとか。
これ以上大きな揺れがこないといいのですが。

陶器の街Deruta

彼が植木鉢を買いたいというので、少し遠出してPerugia(ペルージャ）近くにある陶器で有名なDeruta（デルータ）という町へ行ってきました。人口1万人くらいの小さな町です。
自宅からだと高速を使って2時間くらいです。

陶器大好きな私は数日前からワクワクしておりました。
街自体は小さいのですが、小高い丘を登った旧市街地には陶器店ばかりです＾＾



昔からのクラッシクな模様からモダンなものから、鉢、食器、時計、ペンダントヘッドまでいろいろありました。


バールで休憩しましたが、そのテーブルも素敵な陶器☆
癒やされます～


Bar Centrale（中心地にあるバール）




Taberna del gusto(タベルナ　デル　グスト　レストランの名前）
お店の看板なども陶器で飾られています。


パン屋さん


地方警察署も



歩道の石垣も


歩道にもありました。
美しくて、とても踏めません。。

偶然公房にもお邪魔できたので、その様子はまたアップしたいと思います。

イタリア中部大地震

5年ほど前にアブルッツォ州のL'Aquilaで大地震がありましたが、夕べもL'Aquilaに近いAmatriceで震度6の大地震が起きてしまいました。
3時半頃でしたが、横で寝ていた彼が「地震」というので、夢でも見ているのかと思いましたがローマも揺れていたようです。震度3くらいあったと思いますが、ベッドのスプリングがいまいちで、彼が寝返りを打つ度にベッドが大きく揺れるので、分からずに寝てました。。



Amatriceはアペニン山脈中の盆地に位置し、人口2650人という小さな町なのですが、石造りの古い街並みで、今回の震度6の大地震には建物がとても耐え切れなかったのでしょう。ほとんど地震のないイタリアでは地震対策をして建築しないでしょうしね。。



町は壊滅状態のようです。。。
現在少なくとも120人以上の方が亡くなられているとか。。
今も懸命に救出作業が行われています。
先ほど瓦礫から10歳の女の子が救出されたとニュースで言っていました。

家族を失い、家を失った方々の気持ちを考えると、本当に胸が痛みます。

イタリアでは領収書を数年とっておくべき！

最近、駐車違反の罰金が郵送されてきました。
それも2011年という5年前のもの！

駐車違反の切符を貼られたのは記憶にあります。
その日は尿検査を緊急にしなくてはならず、病院へ行ったものの駐車場は満杯だったので、病院の裏側にあるちょっとした広場に停めたんですが、ここの一角がバスの停留所になっており、邪魔ではないところに10分ほど停めたんです。
他の車も列をなして停めてあったので安心して停めたんですが、戻ってきた時にはもう駐車違反切符が置かれていました。



違反切符を切られたのなら払うのが当然で、100％払ったと思うのですが、、
領収書がない。
5年前の領収書を誰がとっておくでしょう？（彼は取っておいているんですが。これで何度か助かってます）
イタリアでは公共機関だからといって安心してはいけません。
払ったものでも払ってないと言われることもありますから。

一応家中探しましたが領収書はなく、銀行で支払いをしたかも？と2011年の払込みデータを送ってもらいましたが該当なし。多分郵便局で払ってます。

この私の罰金というのは、基本が91.88Euro。
5日以内に支払わないと＋56Euro、1ヶ月過ぎると＋80Euro、それ以上になると318Euroになってしまいます。
こうなる前に書留が送られてくるんですけどね～。。
結局は5年後の先週、罰金が318Euroになってやってきました（大汗）。

後は郵便局へ行き、2011年6月以降の支払いデータを見せてもらうのみです。
（支払いデータをもらうのに10Euro掛かります）
これで見つからなかったら、どういう手違いか分かりませんが、払っていなかったんでしょう。

イタリアでの買い物には気をつけて！

イタリアで買い物をする際、レシートを確認得る人はいるでしょうか？
彼が買い物の度にレシートを確認するので、「いちいちそんなことする必要があるかな？」と思いましたが、いかんせん、結構間違いがあります。
今は品物のバーコードを機械に通すので価格に間違いはないのですが、、、

重要なのは「値引き商品」です。

あ、安くなってると思ってよく買ったりしますが、レシートに反映されていない場合があります。
どこのスーパーでも結構ありました。
酷い所などは、「表示が待ちがているから、すぐに訂正してください」と言っても、私の仕事ではないからと責任者を呼ぼうともしません。
それに商品の値段も結構間違っていて、商品の前に価格が書いてあるにも関わらず、それは隣の品物の値段だったりとか。。。
2,3日前に行ったショッピングセンターの大きなスーパーでは、Skipperの100％ジュースが1.89Euroの所0.99Euroとお買い得になっており、オレンジとパインをそれぞれ２つずつ購入したのですが、オレンジは0.99Euroだったのに、パインはそのまま1.89Euroのままでした。
彼がレシートを確かめるという習慣がなかったら、そのままだったでしょう。



レセプションへ行き、2種類のジュースをカウンターに載せて説明しました。その後パインを持って奥へ行き、その後返金してもらったのですが、そのパインジュースを返してくれませんでした。
荷物が多かったので、そのまま帰宅してしまい、後でパインが足りないことに気づいたんですが、TELすると、
「あなたたちが忘れていった」とまるで私達の過失のように言われました。
語弊があるかもしれませんが、往々にしてイタリア人は自分が悪かったとは口が裂けても言わないようです。

まだイタリアに来て間もないころ、空港でサンドイッチにカプチーノを頼んだんですが、３５Euroほど取られました。大きなお札を出してお釣りが間違っていたんです。まだまだイタリア語が話せるレベルではなく諦めましたけど、苦い思い出です。
何かを購入してお釣りを貰う場合も、結構間違ってます。
レジなど表示される場合はいいのですが、個人店だとレジを打たない場合もありますので、充分お気をつけ下さい。

UEFA欧州選手権

イタリアは猛暑で連日３４度以上ありました。
３日前ローマ市内へ車で行った時には、車内の温度計が４１度！！
もう夜も寝苦しくて夜中もテラスで涼んでいました。
やっと時間ができたので、今年はじめての海水浴へ！！


でも残念ながら今日はさほど気温が上がらず、パラソルを開いていると少し寒いほどでした。


波も高く、海に入るまでは至りませんでした。


海沿いのトラットリアでムール貝のスパゲッティを食べました。
ムール貝はとても安く手に入るので、家でも結構食べています。
小さめでしたが、味は格別でした♪

海に行くと１６時か１７時までゆっくりしてくるのですが、今日は１５時過ぎに早々と帰宅しました。
１８時からUEFA欧州選手権があるので！
イタリア対スペインです。


昨日彼が作ったラザーニャで早目の夕食。

イタリアはグループEでトップで通過したのですが、あまり良い試合をしてきたとも言えませんでした。今日は強豪スペインとあって、ハラハラドキドキでした。
幸い今回はとてもいいプレーの連続で２対０で勝利しました。
彼の雄叫びが凄かったです＾＾；
ベスト８に入ったのですが、次回はまたも強豪のドイツ戦。
楽しみです♪

盗難にあった

午後の検査の後、とてもお腹が空いていたので美味しい切り売りビザ店へ行った。
平日の１６時近かったので客は殆どいなかったのだけど、温めて貰っている時に結構人が入ってきた。
２種類のピザを食べてまだ少し足りないようだったので、また頼みに行き、お金を払おうとしたら財布がない！！！

えええええええ！！！！

ショルダーバックの中をくまなく探してもない！
取り敢えず代金を彼に支払ってもらい、冷静になって考えても不思議な事に無くなってる。。

私は普段お札＋カード類、小銭入れ２つを持ち歩いていて、ピザの代金を小銭で払おうと思ったがなかったので、お札入れにしている小銭いれから５ユーロを出して払った。
温めて貰っている間に、男性が３，４度私の超近くに近寄り（いろんなピザがあるので吟味しているのかと思っていた）、遠目で見ていた彼も「何だ、あいつは！？」と思っていたらしい。
ピザを温めてもらい両手にお盆を持って行こうとした時もその男性はどいてくれず、彼の頭越しにお盆を受け取ったという感じで少し不自然ではあった。普通はどくよね。その時抜かれたのかもしれない。
いや、そうとしか考えられない。
バックに手を忍ばされたら分かると思うんだけど、、、両脇が開いていたしピザに集中していたのでその隙を狙われたのだと思う。
く～～！悔しい！

中には自動車免許証、健康保険証、現金約１２０００円。

すぐに警察に盗難届を出しに行った。
小さな警察署だったが、ひっきりなしに人の出入りがあり、知らなかったけど盗人、詐欺、薬物などで罪を犯した人が１日に何度かサインをしにくるんだそうだ。裁判所で公正するために義務付けているらしい。
結構強面のお兄ちゃんや見るからにヤバそうな人が結構きてた。一人だったら怖かったかもしれない。
この辺りは（家の近所ではありません）結構薬物の売買でニュースになっていたりもしたので、「そうなんだ～」くらいにしか思っていなかったが、、、自分がそういう目に合うとは。。

結局２日して財布が見つからなければ、もう１度警察に出頭し、写真２枚、警察が出してくれた盗難届、身分証明書を持って来てくださいとのことだった。
仮の免許証の手続きをしてくれるとか。
健康保険証についてはネットでできるらしい。

スリだったので怪我をしたとか危害を加えられたといことはなかったけど、お前の不注意もあると彼にこっぴどく叱られた。気をつけていたつもりだったんだけど、ピザに集中していて多分バックが開いていたんだろう。。

Pasqua(復活祭）

今日は復活祭。キリストが十字架に掛けられて復活（蘇った）日であります。
ローマでは郷土料理を食べますが、今年は彼ママが数日前に胃の不調を訴えたので、カルチョーフィと仔羊の臓物料理はなくなりました。私としては臓物料理は苦手なので（肝臓くらいしか食べられません）よかったのですが＾＾；
夕べ夏時間に変わり、1時間早く起きなくてはなりませんでしたが、料理の準備はほぼ出来ているので余裕でした。というか、彼が料理したのですけど。



起床後すぐに軽く掃除をしてテーブルセッティングをしました。
庭に咲いている花を少しだけ挿してみました。



復活祭には欠かせないゆで卵にサラミ、玉子型のチョコレート☆



朝食　10時
サラミとゆで卵のカナッペ風
ゆで卵
コロンバ
サラミとコロンバ、サラミとチョコレートを一緒に食べたりします。



コロンバ
鳩の形になってます。
白鳩は平和と聖霊という意味があり、このお菓子は復活祭に欠かせないものです。



朝食後、丘の上にある街へ行き復活祭に欠かせないという花を買いに行きました。



Viola di Pasqua（訳すと復活祭のすみれとなりますが？）
グラジオラスにちょっと似てますね。
帰宅後早速活けてみました。



昼食　14時半　カンネッローネ
詰め物パスタで、牛、豚、七面鳥のミンチ、モッツァレッラチーズ、パルミジャーノチーズ、ホワイトソースなどが入っています。



昨日の内に彼が準備し、今朝焼きました。素晴らしく美味でした☆



そして仔羊肉の香草焼き＆カルチョーフィのフライ
チョコレートもたっぷり頂きました。

タグ：復活祭

イタリアの医療事情

留学当初、2年間というのもあったし、病院に掛かるというのは稀だったので、海外保険などにはまったく入っていませんでした。
当時、滞在許可証を取るためにINAという保険に入らないといけませんでした。
でもこれは相当な難病とか事故とか必要最小限に適用されるもので、普通に病院に掛かるとなると100％自腹になります。
ず～～～っと後になって、留学生でもイタリアの健康保険に入れると分かったんですけどね＾＾；
何しろ当時は日本人ばかりと一緒に過ごしていたので、こんな情報は入ってこなかったんです。

それに驚いたことに、救急で診てもらう、入院する場合は無料です。（国立、市立病院の場合）
今では救急だと料金が掛かるところもありますが、入院に関しては全て無料で、手術をしても、入院が長期に及んでも無料というのは本当に有難いです。

随分後になって健康保険を手に入れたわけですが、1度血液検査をしたことがあって、14000円くらい取られたし、専門医の診療を頼んだら、30000円くらい掛かりました。。ビックリです。。
健康保険証を作ってから4度くらい入院しました。貧乏留学生にはとても有難いシステムです。

しか～し、、、歯医者は例外でして、、、国立病院で治療してもらおうと思っても、予約が何ヶ月、来年にもなることがあり、仕方なく個人の歯医者に行くわけです。
保険がきかないので100％自腹です。。
1度詰め物が取れてしまったので、これくらいなら。。と思って近所の歯医者さんへ行ったんですが、まず歯を綺麗にして、、と磨かれ、それから治療とものの20分で終わったにも関わらず28000円くらい掛かりました。。
そのせいもあるのか分かりませんが、イタリア人の歯はとても綺麗で虫歯に掛からないようにしているみたいです。
よほどのことだと行くしかないのですが、帰国するまで我慢してしまいます。